Saturday 31 January 2015

日常会話のステイタスはシーソーゲーム

ステイタスの仕組みを日常生活の中で理解してみましょう。



これからする会話に、ステイタスの変化を読み取ってみましょう。

立場がほぼ同等な二人。
学校の同級生のような。

A 昼メシ食いに行かない?
B いいよ。何食べる?
A 鰻は?
B いいねえ。じゃあ、一番でかいのにするかな。
A それ以上太ってどうすんだよ。
B お前に言われたくねーよ。
A それもそうだな、俺、今日はメシ、抜くよ。
B おいおい、そんなに気にすることないよ、な。

いかがですか?

A 昼メシ食いに行かない?
B いいよ。何食べる?

Aは疑問系で誘うことで、自分のステイタスを低めに設定しています。
Bは、何を食べるか、選択権を相手に与えることで、相手のステイタスを上げています。
これは、相手が先に低く出てきたので、高い位置から、相手を引き上げた、といえます。

A 鰻は?
B いいねえ。じゃあ、一番でかいのにするかな。

Aは鰻を提案することで、一気に自分のステイタスを上げました。
Bは、本心でどう思ったかはわかりませんが、いいねえ、と前向きに発言することで、自分にだって鰻くらい払える、と相手のステイタスに追いつきます。
そして、一番でかいのにするかな、と相手が追いつけないくらい自分のステイタスを高くあげます。
追いついてから、高くする、のがちゃんと順を追っていて、面白いですね。

ところがAは・・・

A それ以上太ってどうすんだよ。

と、鰻以外の点を持ち出して、相手のステイタスを叩き潰そうとします。

Bは、

B お前に言われたくねーよ。

と、さらに相手のステイタスを引き落とそうとします。

するとAは

A それもそうだな、俺、今日はメシ、抜くよ。

と、素直に、自分の低いステイタスを受け入れ、
さらに、飯を抜く、ともっと低いステイタスをとります。
同情を引くステイタスです。

案の定、Bは、

B おいおい、そんなに気にすることないよ、な。

と、相手のステイタスをそこまで低くなることないから、と少し持ち上げようとしています。

いかがでしょう?

女性同士の会話はもっと曖昧で、面白いですよ。

皆さんも、電車の中で耳に入る会話で、こっそりステイタスの変化を辿ってみましょう。

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