Sunday 29 March 2015

カナダの大学で演劇科を選んだ、サイテーな理由

こうして、本当に幸運だったとしか言えない確率で
私はカナダのビクトリア大学へ留学しました。



学科の選び方にも、常に逃げてきた私の行動が見えます。

法律をやっても良かったし、国際政治を選んでも良かった。
もちろん、英文学でも。
あるいは音楽をやりたいの、という本心に従って、音楽学部でも。

けれど、交換留学しても慶応の英文では単位を認めなかったため
(法学部なら同じ交換留学でも単位が認められ、
慶応の三年で留学するなら慶応の4年生として戻ることができた)
どうせ留年扱いなら、必死でがんばるのなんてバカらしいと、
まさに、送っていただいた人達の顔に泥を塗るような勢いで、
そういうお勉強しそうな学部は選ばず、
音楽学部はピアノのオーディションがあるというので、
えー、めんどくさい、と選ばず、
怠け心のみで、全く興味のなかった演劇科を選びました。

ひどいものでしょう?

これだけ逃げて逃げて逃げ込んだ先が、
自分では全く好きではなかった演劇科。

芝居?バカらしい、ふん。

日本でも一度も見たことがない、食わず嫌い。

ところが、その逃げ込んだ先で、


「教育に演劇を用いる」という
まだ日本では全く知られていなかった新分野に出会うことになったのでした。

Wednesday 25 March 2015

紅茶 エイキングマッスル

本日はこちらを頂きます。
舞台公演が始まるので、
毎日、夜も寝ずに、
台本を書いたり、
ウェブサイトを更新したり、
ご案内を書いたりしています。
そのため首から肩にかけての筋肉が
とっても張ってしまうのですね。
なので、筋肉痛のための紅茶を頂きます。
お写真クリックで、お店のサイトにいけます。


茶葉はこういう感じ。
ご覧の通り、いわゆるお茶の葉は用いないハーブティーです。
細かく砕けているのはミントかな。
カモミールの花もしっかり入っています。


ぬるめのお湯で。
お花の繊維が細いので、浮き上がります。
割と長く待ちましたが、最後まで、落ちてきませんでした。
少しかき混ぜないとダメかな?


長く入れたので、色は濃い目です。
が、味はとってもまろやか。
ストレーナー(茶漉し)を使いましたが、細かいのが入ってしまいます。
これは布か紙製のティーバッグに入れないといけませんな。


筋肉痛が引くかなあ。
私はカモミールだけのお茶はあまり好きではありませんが、
これはとても飲みやすいです。
茶葉が細かすぎる点を除けば。



チラシに見る三輪えり花の軌跡

ウェブサイトリニューアルのため、チラシをチェックしていました。
全部ではありませんが、いくつか掲載します。













Tuesday 24 March 2015


紅茶 チェリーブロッサム

昨夜もプレゼンスを高めるレッスンで若い女性に美しくなって頂きました。
プレゼンス、つまり存在感や表現力は、どれだけ心理がリラックスしているかにも関わります。
そこで、折に触れ、私が好きな紅茶のリラクセーションについてお話しますね。
今日は、季節をら先取りして、桜のお茶です。

その名もチェリーブロッサム (写真をクリックするとお店のリンクに飛びますよ)

 

お茶にはこんな風に、お花が入っています。
ブロッサムという名前から桜の花を想像していましたが、なんとサクランボの香り。
爽やかで可愛らしいかんじ。
 熱湯は、私は鉄瓶で沸かします。
茶葉がふんわり開いて立ち上がっていきます。

白磁のカップに入れると、日本茶ベースらしく、清楚な緑に。

口に含むと、間違いなく、桜餅の香り(^○^)

喉に送り込むより、少しぬるくなったところを口の中全体に回して味わうとゆったりします。

爽やかな朝にお勧めですね。
日本茶のカフェインで目覚めます。

Monday 23 March 2015

シャンプーは何を使ってる?

私は自然派なので
できるだけナチュラルなのを使います。

私の髪の毛の量はとても多いし、
日本人らしくしっかりした重い髪で
髪の毛の重さで引っ張られて
午後には頭皮が痛くなってしまうくらいです。

なので
シャンプーもトリートメントも大変です。

高価なものもなかなか合いません。

先日はとうとう、
オリーヴオイルだけで作られた、
肌用の石鹸で!!!
洗ってみました。

結果は?

悪くありません。

こういうものは、使い心地や香りなど、人それぞれだと思いますので、
主観でお話しするしかありませんが、
よく濡らして
よく泡立てながら
洗えば、頭皮までしっかり洗えて、
満足です。

しかし!

キシキシになりますね。
椿油で保護しながらでも、
石鹸分が残留している感じで
ごわつくのです。

でも、コシの出た髪の毛が
自力で立ち上がってくれるようで
頭皮が、髪の毛の重さで痛くなる、ということはありませんでした!

なるほど。

でも纏まらないのでちょっとなあ。

そこで!

お酢でリンスしてみようかな。
石鹸ってアルカリだよね。
お酢となら中和するんじゃ?

お酢を10倍以上に薄めて、盥にとって、
髪の毛を濯ぐ。

そしたら、なんと、あら不思議。

みるみるうちにしっとりと!

指通りもよく柔らかになって。

アルカリとお酢の化学反応、偉い。

髪の毛に悩む方、一度お試しあれ。

Sunday 22 March 2015

最低点からのカナダ留学

いよいよ、私がなぜプレゼンスが大事だと思うように至ったかの
ストーリーが始まる時が近づいてきました。



大学3年のとき、交換留学の試験を受け、
その時に一般教養があまりにできなかったことに
ショックを受け
次の日の面接の時、
面接がすべて終わってから、
試験官に向かって

「すいません、昨日の一般教養の試験で
自分が如何にものを知らないか愕然としました。
あまりに恥ずかしかったので、今から正解を全部、
順番に言わせてください」

2週間後、
一人しか合格しない1年間の交換留学に合格。
試験官たちに呼ばれて言われたことが:

「あなたの成績は最低でした。
けれど、それを反省して取り戻し、結果を出す、
という姿勢こそが
留学という、挫折と不安でいっぱいの生活を
成功させるには欠かせない要素なのです。
ですから、私たちはあなたを送ることにしました」

この試験官たちの物の見方にこそ、
私の生き方の原点があります。

こうして私はカナダの
ビクトリア大学の演劇科に進みました。

それにしても、偉いですよね、試験官たち。
私に向かって「だから4年でまた受けなさい」と
言うこともできたはずなのに。

この試験管たちのように、
人の可能性に賭ける仕事をやらなくては、
と私の心に、何かが芽生えたのでした。


Monday 16 March 2015

心配をやめて、心配りをしよう!

日が落ちるとまだまだ寒いですが、
だんだん春になってきましたねチューリップ黄

年度が変わる際、

¥税金の心配
時計来年度の心配
がま口財布今年度末の心配
家新居への心配
UFO新しい状況への心配
ショック!自分の生き方への心配
目家族への心配

たくさんの心配を抱えて、私たちは生きています叫び

が、心配は病気の元ドクロ
病気は、気の病と書きます。

そこでひらめき電球

チョキ心配するのはもう止めましょう!

そのかわり

心配りをするのです恋の矢

心配りは、人間に対して、行うことができます。

だから、変化を良い方向へ起こすことができます。

状況に対して心配りはできません。

だから、状況を心配しても、何も改善しないのです。

人の心に届こうとするのが、心配り。
そして、幸いなことに、心は動くものです。
暖かさに触れれば、暖かく動きます。
棘に触れれば、触りたくないというふうに心は動いてしまいます。

だから、

暖かい心配りをしていきましょう。

そうすれば、状況は好転していきますよドキドキ

Sunday 15 March 2015

自分のプレゼンスについて全く無知だった、ただの目立ちたがり

さて、脳内ネットワークが繋がったおかげで、
希望大学に合格。

でも、日本の大学に行くより、留学したいと、
入学金を留学資金に充ててくれと、
両親に言いました。

「日本の大学も受からないで、何が留学だ、受かってから言え」

これを信じていたのにに、今度は

「そんな金はない、奨学金で行け」

えー、約束が違う!!!

泣く泣く進学。

そして、ダラダラと無為に二年間を過ごします。

もしも、留学していたら、
この二年間はもっと違ったものになっていたかもしれません。

ただ、今でも心を隠さずに話し合える大切な友達はできました。
これは、私には大きなことです。本当に。

繭の中から、少しだけ顔を出せるようになってきた、という感じですね。

まだ、人前での自分というものが、どんな風に見えているのか、
同じ学内での人気者の女性たちには、いったいどこが魅力で人気があるのか、
皆目わかりませんでした。

一方で、自分が目立つことは好きで、ロックバンドなどをやっていました。

目立つのが好きなくせに、
どうすれば人をひきつけることができるのかは、
知らない!

つまり、プレゼンスについて、まったく理解していなかったのです。




Sunday 8 March 2015

偏差値48から78への1年間の道のり

高校は補欠合格でビリから二番目。
大学受験は偏差値48。



両親の愛情のおかげで、苦しい経済状態の中浪人させてもらい、
次の受験では、予備校時代の偏差値は78を記録、
第一志望からの合格通知でトランプができそうな有様。

なぜにここまでできたのか?

わかりません。
ある日、突然、世界史の年号の一つが、ヨーロッパで起きていることと中国で起きていることが合致していることにふと気付きました

「あ!世界は呼応し合っているんだ」

そう思った時、脳内世界のネットワークが、映画の特撮で見るみたいに、
次から次へ光を発して繋がっていく感じがしました。

これまで断片でしかない、わけのわからないジグゾーパズルのかけらに埋もれて
もう、いやっ!
覚える意味もないし!
と思っていたものが、実はネットワークによってつながれば、実に面白い事象のかけらで繋がっても面白いし、一つ一つの中身も面白い、ということが俄かにわかったのです。


その頃、英語の単語でも、メガネ spectacles を読んで、
「なんで eye glasses じゃいけないんでい」
と思いつつ、
「そういえば、サーカスとか映画でも、一大スペクタクルとか言うよなあ」
と気付きました。

「あ!これは spect という部分が「見る」という意味なんだ。
しかも、ただ見る "see" よりも、「しっかり見る」って感じじゃね?」

ここで、
「何万とある英単語も、根幹の部分(主にラテン語)を知れば、覚えるべき単語数って激減するじゃん!」
と喜びました。


脳内ネットワークがこのように、突然繋がることって、誰にでも起きるはずです。

私は子供のころ、繭の中に埋まっていて、世の中は薄靄の中からぼんやり見えているだけという感じを持っていました。

でも、私と同世代のこどもたちは、世の中のことや人間の付き合い(社会生活)というものをどんどん学んでいったりしていました。

大学受験で浪人もせずに、しっかり合格していく人たちは、私が抱えていたようなジグゾーパズルをいち早く理解しているに違いありません。

一方で、ポケモンのキャラクターだの、車のパーツの名前だの、エンジン音だけで聞き分けるバイクの種類や型番だのを、天才のように覚えてしまう子供達もいます。

そういう子供達は、その世界での脳内ネットワークが優れて早く構築されたのだと思います。
つまり、バカではない。すごく頭がいい。
使う箇所がちょっと偏っただけ。
そして、そっち側への偏りの方が、本人にとっては大事なだけ。

だから、つまんねー、わっけわかんねー、と思われるような学問上のことも、一瞬の「あれ?あ、そうか」という発見を自らがなした時、その頭の中では革命が生まれる。

これ、誰かに「ほら、世界史の年表は重なるでしょう?」とか教えてもらってもダメなのね。
「へー」で終わる。
自分で発見した喜び、というものが大事なのだと思います。

それは、本人が欲しなくてもある日、気がつく。

「世の中は事象が繋がれば楽しい」

それを周りも本人も意識してみると、いつか必ず、発見と脳内ネットワークの驚異的なつながりは、始まります。

私は、そう確信しています。

Thursday 5 March 2015

スピーチ力を上げる

みなさんは、スピーチをする機会がありますか?



会社での業績発表、
新商品のプレゼンテーション、
年度始めの就任式、
そして
就職活動の面接もスピーチのひとつ。

人前で
みんなに見られていて
ちゃんとしなくちゃ、
成功させなくちゃ。。。

俳優だって舞台に立つ前は、死にたいくらい緊張します。

それを克服するのは、ひたすら練習すること。

故スティーブ・ジョブズさんは
プレゼンテーションのうまさでカリスマ性を体現した人ですが、
彼は寝る間も惜しんでひたすら練習を重ねていたそうです。

でも、そもそもどこから始めたらいいの?
スピーチで聴きやすい声で、しっかり喋るには、どうすれば良いのだ?

それを解決するワークショップを開催しますよ。

3月6日・13日・20日・27日の金曜日、
夜18時半から20時半の二時間、たっぷり
聴きやすい声と
聴きやすい喋り方、
緊張しないで喋る方法など、
見逃せない技術をしっかりご紹介します。

一度、出てみませんか?

このワークショップ、当初は英語でのスピーチをテーマにしていましたが、
日本語でも無理!という声にお応えして、日本語のスピーチも扱うことにしました。

場所は、都内、新宿エリアです。
ご興味のある方は、明日の夕方ごろまでに、こちらへご連絡ください★

Monday 2 March 2015

演技体験クラス、楽しかった!!!

きょうは4時間もの演技体験ワークショップを行いました。
男性ばかりのお申し込みだったので、用意したのは、男性二人の場面です。

ウォームアップやコミュニケーションゲーム、呼吸や発声練習を随所に組み込みました。

棒を使っての基本的なコミュニケーションエクササイズの様子をご紹介します。

ペアになり、1本の棒の端を人差し指のみで支え、動きます。
はじめは、棒を支えて上下するだけだったのが、棒の角度を変えはじめます。


そのうちに、身体の高さを変えはじめます。
床まで膝を落とすのは、重力に対してしっかり足腰を使うので、かなり難しい。



棒をもう一本増やして、4人で三本を操ります。
チーム一体となって、棒を落とさない、ということを目的にします。
「誰かが落とした!」という勝ち負けのゲームではありません。
難しい姿勢になった時、その人を助けるためにどう棒を動かせば良いのか、全員が考えます。






さらにスムーズになると、より狭い空間を作ったり、隙間をくぐったり、
独創的にいろいろ動くのが面白くなってきますよ。



















こうして相互信頼関係を築いてから、5分ほどの場面を読んでみます。

声をどんな風に使えばいいのか、自分で疑問が湧いたところで、
呼吸と発声のエクササイズを挟みました。

喋るためには、通常の、生命維持のための呼吸とは異なる呼吸が必要です。
そしてそれは、歌のための呼吸やスポーツのための呼吸とも異なります。
(全く異なるわけではありません)

それから、実際に動いてみながら、セリフを言っていくと、
徐々に「演じる」という面白さが見えてきます。

一言のト書きの中にも、いろいろ演じるポイントがあることを見つけたり。
喧嘩の場面にも緩急があったり。
寝起きの二人の寝起き度が違うことを見つけたり。

あるエクササイズは、演出家がワイワイいうよりも、
俳優が自発的に役柄や場面の様々な可能性を発見することができ、
みんな、その発見に喜びの驚きを感じていました。

とても有意義だった、
もっと続けて行いたい、
時間が短く感じられた、あっという間!という声を皆さんから頂きました。

今回は、全くの初心者から久しぶりにセリフを言うオペラ歌手まで、幅広くお集まりいただきましたが、男性ばかりだったこともあるのでしょうか、あっという間に打ち解けました。

春休み特別企画で月曜の午後に贅沢に時間を使いました。
次の企画をお楽しみに!

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