Thursday 20 November 2014

ピアノの発表会はプレゼンスの始まり

今日のテーマは、「ピアノの発表会はプレゼンスの始まり」

演出している音楽劇『マレーネ』が上演中です。
ピアニストは、ただの伴奏ピアニストとしてではなく、
劇中に、常にマレーネの音楽伴侶として出演している、という設定です。
マレーネのピアニスト、ビリー
楽屋でもしっかり練習中

皆さんは、子どもの頃、ピアノの発表会に出たことがありますか?
学芸会での、なにか発表でもいいです。



その時のことを、憶えていますか?

間違えないように!
失敗しないように!

親や先生にそう言われて、
いやいやながら練習を「させられて」。

そうしてできあがったものは、
間違えないことと
失敗しないこと
だけを表現する、とてもつまらないものになってしまいます。

でも、
この曲は、こういう風に弾きたい!
この発表では、これを伝えたい!

そういう思いがあれば、
発表は必ず相手に好印象を残します。

皆さんが上がってしまった時、
プレゼンテーションなどで失敗してしまう時、
「これを伝えたい」「こういう風に表現したい」を
持っていたでしょうか?

大事なのは
方法ではなく
中身。

よく言われることですが、
その「中身」とは、
あなた自身が、
その中身に、こだわりがあるかどうか、
なのです。

『マレーネ』のピアニストも、もちろんこだわりの人。
とくにグリッサンドは抜群です。

 * グリッサンド、とは、ピアノの弾き方のひとつで、鍵盤を下の音から上の音へ(あるいはその逆)じゃららららららららっと、撫でるように弾くこと。かっこいい。とても難しい。三輪えり花は、できません。指、痛い。

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