Monday 10 November 2014

単純万歳!

単純。



信じやすい、つまり、深くものを考えない
等、ネガティブな印象がありますね。

英語では、simple

英語の意味にも
おバカさん、単純バカ
という意味があります。

けれど、
単純であることはとっても大事!

どんなに雄弁でも、
言いたいことが伝わらなくては
なんにもなりません。

ことに現代は、
生き馬の目を抜くような
競争とスピード第一の時代。

一瞬で相手の印象に残ること

言葉でも
ビジュアルでも

プレゼンでも
メールでも

けれど、だからと言って
キャッチコピーや
派手なコスチュームが
良いというわけではありません。

あなた自身が
自分の言いたいこと、伝えたいことを

シンプルに
単純に
まとめることができるかどうか

なのです。

私も、演出家として俳優たちに
この場面はこんな風に演じてほしい
ということを
かなり細かく伝えますが、
短時間で作り上げる演劇のリハーサルでは
言葉をどう使って良いか
迷う時も多々あります。

単純な言葉を
積み重ねながら
複雑で深い心理に辿り着いてもらう

けれど、
観客の目の前にそれを提示する時は
やはり、シンプル、単純なものであれかし。

そう思いながら演出を付けていくのです。

とても深くて
面白い作業なんですよ(-_^)


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