Wednesday 2 May 2012

豊川先生お別れ会


先日はバレエの豊川美恵子先生のお別れの会でした。
お写真の向かって右端の笑顔の方が豊川先生です。これは去年の2月、シアトリカルダンス「人魚姫」終演後の楽屋です。この笑顔が1年もしないうちに天国へ行ってしまいました。

豊川先生と私の関係はまさにバレエと私の関係そのものでした。私の授業にはいつも出てらして、バレエのこと何も知らない私にいろいろアドバイスしてくださり、演劇的な演技とバレエの演技表現について相談に乗ってくださったり、シアトリカルダンスが新国立劇場の演目になった時も本当に喜んでくださって、プレゼントを用意して楽屋で待っててくださったり、とにかくバレエの思い出と言えばとにかく豊川先生がいつも横にてくださったのです。研修生ひとりひとりの名前を思い出しても、その研修生ついて先生とあんな話をしたなあと、表情も雰囲気も鮮明に思い出します。

去年の6月ぐらいだったでしょうか。演劇の授業を見学なさっているときに最近お腹が痛いのよ、と、しばしば授業を中座されて部屋から出て行かれるようになりました。
最後にお目にかかったのは10月の研修所中間発表会の日でした。お加減が悪そうでしたし、中間発表会はただでさえピリピリするものなので、稽古のお邪魔をしてはいけないと、簡単なご挨拶だけで失礼してしまいました。それが悔やまれます。

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