Friday, 30 January 2015

Seek happy nights to happy days 【喋って英語】9


"Go, girl, seek happy nights to happy days."



「ほら、お嬢様、幸せな毎日のために幸せな夜を探すんですよ」

ジュリエットのお見合い話が持ち上がり、乳母が喜んで言うセリフですね。

happy nights と happy days が対になっているのが楽しいですね。

結婚式なんかでも使えそうです。

英語は、簡単な単語をこうして対にして使うだけでオシャレ感・英語できる感がたっぷり出せるんです。

さて、問題は、Go です。

Go は、ご存知の通り、よく使われる言葉で、お芝居では「さあ」とか「ほら」とよく訳されます。

でも、私たちは日本語の会話で「さあ」と「ほら」の中にいろいろな意味を込めますよね。

go という、「進め」「行け」の意味があることまで訳し出すのは難しいのです。


「ほら」なんかは、何かを指差す Look! という単語が元にあるかもしれないのです。

演技は、go と look では随分違いますね。


なので、演出家は、やっぱり、原語の意味を知っておいたほうが良いのです。


私は翻訳するとき、このような、

口語にすると意味が何通りにも取れる場合は、

必ず注釈をつけて、

元の単語はこれこれだから、

演技としてはこういう動きや心理が要求されている、

と書いておきます。

Romeo&Juliet1-3

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