全ての鍵は呼吸
息は吸わない
息は吐いてから
と連載を続けてきました。
今日は、実践的なレッスンです。
息を吐いて、その息が自然に戻る、という仕組みを
エクササイズでやってみましょう。
首や腕の大きな関節を、開く方向へ使うと、
息は自ずと身体に入ってきます。
うなづいて。
首を上げると、
息は入ってきます。
・・・うなづく時に息を吸う人は少ないと思いますが、もしそうしていたら、うなづく時に息を吐くようにしてみましょう。
腕を上げると、
息は入ってきます。
捻る、という動きは、布を絞って水が出て行くようなイメージですから、
捻るときに息を吐きます。
力を緩めると、首も背中も前に戻ってきて、息が入ってきます。
前に屈むと体は小さくなりますから、
屈む時に息を吐きます。
体が戻るとき、息も戻ってきます。
閉じる・開く
という基本的な動きが呼吸とうまく連動すると、
様々な動作がスムーズにいくようになります。
もちろん、多々例外はありますが、基本はこれです。
これは、声を出すときにも絶対に欠かせない要素ですので、しっかり身につけましょう。
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