Saturday, 19 October 2013

オペラ遊び語りの出演者達 

10月の公演「オペラ遊び語り」は完売しておりますが、完売したからと言って何も情報を載せないのもつまらなく、完売したからこそご覧いただけない皆様にいろいろ小分けで情報を出せたらいいなと思っています。

キャストを紹介していきましょう。

ソプラノ
宍戸茉莉衣
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、現在は東京二期会の研修所に所属しています。
大変まろやかな声の持ち主で、表現や演技の勉強も熱心にしていらっしゃいます。
演技の勉強をする時は、私と戯曲の台本を使って古典そして現代劇も勉強するのですが、 彼女は、初見での朗読も非常にセンスが良く、演出をつけるのが楽しいのです。

ソプラノ
中野亜維里
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、現在は東京芸術大学大学院のオペラ科在籍中。
ミス横浜でもあります。
学業中ではありますが、今回はどうしても彼女にしか歌えない曲を歌って頂きたく、拝み倒してお願いしました。

メゾソプラノ
本多都
東京芸術大学音楽学部声楽科在学中。
オペラはもちろんのこと、ミュージカルも大好きで、ダンスも行ってしまうという多芸多才な楽しい人。
学業中ではありますが、彼女の表現力を買って、ぜひにとお願いしました。

この女性たちに共通して言えるのは、「謙虚」。
心の美しい人たちです。
決して人批判しない、
決して人の悪口を言わない、
自分を真摯に磨く、
そして人との交流がちゃんとできる。


続きまして、男性キャストの紹介です。

テノール
新堂由暁(しんどうよしあき)
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。 テノール歌手として早くも活躍を期待され、昨年は某テレビ局に1年間の歌手活動をぶら下がりで撮影・取材され続けました。
なんというか、明るくて前向きで元気な人柄がストレートに声に現れていて、一緒にいて周りがみんな明るく元気になります。大阪出身の良いところだけを持っている感じ。ピアノもプロ並みのうまさ

バリトン
加藤大聖(かとうたいしょう)
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。バリトン歌手でありながら、みずから企画をじゃんじゃん立て、在住地域にも歌に溢れる生活空間を作りたい、みんなに音楽を楽しんでもらいたい、という気概に満ちあふれる、熱意の男。
まっすぐな視線と姿勢がとても頼もしく、私もたくさん頼ります。それでいて遊び心一杯の喜劇が得意!

バス
山野靖博(やまのやすひろ)
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。出身地山梨をこよなく愛し、山梨にオペラハウスを作るべく、プロデュース術や経営も学び、その頭脳には哲学者的洞察力があります。料理の腕はプロ並みで、私のハウスパーティーには欠かせない人物。9月に初のソロコンサートを開催し、大成功を収めました。

彼らに共通しているのは「遊び心のある、純な真摯さ」
とにかくよく考える。深く洞察する。常に疑問を持つことを忘れない、それでいて、ネガティブな 意見は決して出さず(というか、おそらく思いつきもしない)、我が身を省みることに生かす。
それでいて、喋っていて実に楽しい。深くて明るくて華やか。

先述した女性陣との相性は抜群です。
全員、それぞれ個性はあるし、悩むところもあるし、怯えるところもあるけれど、そうした状態をちゃんと認識してお互いを尊重しています。

わたしのほうが、これほどの人々に囲まれて、落ち度はないかとあたふたする始末です(汗)


最後に、ナビゲーターとピアニストをご紹介します。

ナビゲーター
Luther "No.1" 市村
国立音楽大学声楽科卒業。東京二期会所属。Bro. Tom 率いるREAL BLOOD のメンバーで、ソウルシンガーとして活躍中。ロータリークラブ奨学金でイタリアおよびドイツへ留学、イタリアとドイツの両方の発声法を修め、イタリアのオペラハウスからは在留を勧められるも、思うところあり帰国。帰国後は、オペラのみならずミュージカルやテレビ番組にもレギュラー出演を重ねるマルチな歌手。とにかく耳が良くて、言語もほとんど耳覚えで身につける人です。英語も、周囲にいるのがイギリス系なためか、ブリティッシュアクセントです
その歌唱力と演技力と朗読力の三大能力を頼って、私の「シェイクスピア遊び語り」作品にはここのところ継続して出演して頂いています。今回は、その流れでオペラを紹介しようと、ふたりで企画しました。ナビゲーターの役割ですが、私が特にお願いして、日本語でオペラ曲をひとつ披露して下さる予定。

ピアニスト
林正浩
東京芸術大学音楽学部楽理科修士課程在籍中。ピアノの腕、曲解釈の柔軟性、膨大な知識、歌手や演出や曲調に合わせて瞬時に弾き方を変化させる様に、稽古中から舌を巻きっぱなしです。今回、初めてのおつきあいですが、柔らかい人柄と、芯のしっかりした音楽性に、皆の信頼を一身に集めていらっしゃる理由がよくわかりました。本番まで、とても楽しみです。

ところで、私も市村さんと一緒にナビゲーターをおこないます。
息の合ったところをお見せできるよう、音楽家たちの足を引っ張らないよう、がんばります。

No comments:

Post a Comment