Wednesday, 11 September 2013

Every Good Boy Deserves Favour 良い子にご褒美

At the Suntory Hall, Tokyo.
Subaru Theatre Company"s actors performed with Tokyo symphony Orchestra, conducted by Iimori, directed by Murata, produced by Ikebe, a work of drama and music written by Tom Stoppard and Andre Previn in 1976, for National Theatre, London.

Suntory Hall is the best (literally) orchestra hall in Japan
which means, best for orchestra, not fit for spoken words of naturalistic play.
And, as you see, the hall is surrounded.

サントリーホールで、池辺晋一郎先生の長年の夢だった、トム・ストッパードとアンドレ・プレヴィンの若き日の意欲作『良い子にご褒美』が東京交響楽団と劇団昴の俳優達によって、上演されました。

もともとは英国の劇場での上演のために書かれたものです。
舞台の上には俳優がいて、オーケストラはおそらく、奥にいた。
プレヴィンもそこは良く承知していて、つまりオケがそんなに響かないと承知していて、管楽器と打楽器が大きく鳴るように書いている。
そして、音楽の鳴っている間も俳優達の演技(芝居)は無言のまま、続いていたはずです。
(初演時はフェスティヴァルホールという、クラシカル以外の音楽や民族楽器演奏や、日本からの能狂言の上演等にも使われる、実験的な空間だが、基本は音楽、というホールで行なわれ、1年後に、マーメイドシアターという演劇専門の劇場での上演となった)

サントリーホールは日本で最高の音響を誇り、世界の指揮者に驚嘆の賛美を浴びているホールです。
つまり、残響の割合が素晴らしい。

つまり、台詞には厳しい。
台詞は、残響があると、子音がかき消されてしまって、何を言っているのかわからなくなってしまうのです。

聴かせるには一音ずつをとにかくゆっくり明瞭に発音しなくてはなりません。

また、声楽家の訓練を受けた声以外の声は音楽ホールではなかなか響きません。
(演劇専門の劇場は、喋る声は良く響くようにできているのが、欧米流。日本ではその手のホールは、残念ながら滅多にお目にかからない。だって、「なんにでも対応できる、つまり何をやっても帯に短したすきに長しホール」ばかりだから)

響かせて聴かせようと、マイクで拾うのだが、音量が大きくなっても残響はますます耳に残るから、やっぱり聴きにくい。
俳優達はその事実をこのホールに入った昨日、知って演出か共々愕然としたとか。

ゆっくり喋る故に、ドラマと言うよりは、国営放送の旅番組のナレーションみたいになったきらいはあるが、淡々と喋るのも、また味のあるもので、傘智衆みたいな妙なノスタルジー感が出た。

2008年に池辺さんと『十二夜』を上演した時、この戯曲をやりたいから読んでくれ、と渡されて、劇団昴関係に打診したら、この戯曲は30年も前に上演不可能と、お蔵入りになったものである、ゆえにNGとのことでした。
それが、こうして、池辺さんの夢を村田さんとの友情が支えることでカタチになったのは素晴らしいことです。

主演の政治犯のアレクサンドル・イワノフ鳥畑さん

池辺さんと村田さん
隣で打ち上げていたところをこちらのカフェに訪ねにきてくれました
良い笑顔ですね!

左から、俳優田中正彦、現代演劇協会理事長福田逸、作曲家池辺晋一郎、演出家村田元史、俳優小沢寿美恵

Tuesday, 3 September 2013

BBQ at Elica

Had a wonderful BBQ summer day with friends of The Merchant of Venice.
Such a lovely family event.

ひろえ さえ つばさ みさ こうた




さつき

ぱぱ さえ たかや 
本日の功労者たかやくん

Elica's Lovely Students of Spring 2013

ICU GLS
国際基督教大学での夏期セミナーです 全て英語での授業です 
Meiji MBS
明治大学グローバルビジネス研究科自己表現のクラスです

当然飲み会

Otsuma Women's University
大妻女子大学英文科身体表現のクラスです 全て英語の授業です

My Opera Students Spring 2013

Opera students of mine at Tokyo University of Arts 2013 Spring

学部2年生
みんな本当に熱心でした

大学院ソロ科でオペラ科の演技授業聴講の皆さん

大学院オペラ科2年生
この1年間ですっごく良く伸びました

題材はヴェニスの商人と人形の家