Wednesday, 30 January 2013

The Lion, The Witch, and The Wardrobe ライオンと魔女と大きなたんす

世界の子供たちに良く知られている名作「ナルニア国物語集」より
第1話「ライオンと魔女と大きなたんす」を英語教材にしました。

耳で聞いて憶えて、それをお芝居にして発表するための教材なので、
物語を、1センテンスずつ、英語と日本語で交互に吹き込んでいくのです。
例えば:

I -- I got in through the wardrobe in the spare room.
えーと、空き部屋の大きなたんすに入ったらここにきちゃったんです。

という具合に録音されます。

で、私の役割は、
・日本語台本作成(ラボセンターと共同)
・英語台本作成(原作を短くするので、英語を書き直す)
・配役
・演出(役柄の解釈、どんな風に言うか、どう盛り上げるか、等々ラジオドラマの演出と同じ)
・歌の歌詞(英語・日本語:日本語はラボセンターと共同)
です。

英語チーム・日本語チームともにあっという間に仲良くなりまして、
ものすごく楽しくうまく録音作業が進み、
大変質の高い作品に仕上がったと思います。

日本語チーム(全員舞台人なので通例に則り敬称略)

奥の男たち 左から:
永井誠(タムナスさん)、伊藤和晃(ビーバーさん)、ルーサー"No.1"市村(アスラン)、
小山武宏(ナレーター&教授)、岩田翼(ピーター)

女性たち 左から:
吉田直子(スーザン)、関泰子(エドマンド)、三輪えり花、安奈淳(白い魔女&ビーバー奥さん)、
染谷麻衣(ルーシー)
こちらが英語吹き込みチーム

後ろの男たち左から:
Chris Dixon (ビーバーさん), Steven Ashton(タムナスさん), Nik Sliwerski(アスラン), Graig Russell(ピーター)

中の女性たち左から
Tanya Coke (英語監修), Lynne Hobday(白い魔女+ビーバー奥さん), Nadia McKechnie(スーザン), Julian Spicer(エドマンド), Emma Howard(ルーシー)
正面;三輪えり花

音楽は 牟岐礼氏が、これまた楽しく作ってくださいました。
合唱指揮はなんと市村さんがやってくださったのですが、さすがに上手くてびっくりしました。


日本語合唱指揮中のルーサーさん

驚異的な才能の音響スタッフたち



安奈ファンのために。お茶目な安奈さんを・・・
翼が睨んでいます。
ルーサーさんが小学生みたいです。

安奈さんはなにを謝っているのでしょう???
おかまいなしにカメラ目線の岩田翼。
目しか映ってない人もいるんですけど。

歌の収録中
ルーサーさんは英語の歌も日本語の歌も吹き込みました。
見事な美しい発音でした。
牟岐先生は古楽器を用意してくださって、
古楽器の生演奏での歌と、現代オーケストラ演奏での歌と
両方を何度も歌えたルーサーさんは久しぶりの生オーケストラとの共演に感動していました。
***

ラボ教育センターという株式会社がありまして、
ここは子供が家庭と地域社会の中で、語りや真似を通して言葉を学び取っていく過程にいち早く注目し、それを外国語習得にも活かせないかと、音声教材を作っています。

おもしろいのは、「家庭と地域社会の中で」というポイントで、母親のような役割の人(テューター)の元に地域の子供たちが集まって、そこでその英語教材をみんなで聴いて、それを劇にして発表するという仕組みです。

劇にして発表するので、自分の演じる役の気持ちや、物語の進んでいく様子、他の登場人物の気持ちを考えたりしながら台詞を憶えます。
そう、人の気持ちの理解できる人間、社会性のある人間も育てられる!という素晴らしい仕組みなのです。

私も実はこれに10歳のときに参加し始め、ここで英語を学びました。
私の演劇もここがベースになっています。

ラボセンターの屋台骨 W氏
彼の熱意と知識とセンスがあって、この作品は完成しました!




Saturday, 26 January 2013

Philip Glass and Ballet

Saw a contemporary dance performance at the New National Theatre Tokyo.
Each dancer has high skill in classical ballet and I am amazed they are also capable of this kind of dance!
It's triple bill; Balancine, Bintley, and Tharp on Bach, Brubeck, and Glass.

I learned about Philip Glass in my university, and totally knocked out by the music called Einstein on the Beach.
( John Cage and Phil Glass are my musical heroes.)

Tonight, the dancers danced to In the Upper Room, which was also a marvellous piece of music, and very moving.


新国立劇場にて現代バレエ「ダイナミックダンス」鑑賞。

ビントレーの振付、大好き! 
音楽が踊ってる、って感じ。
ダンサーも彼の振付には既にずいぶん慣れていて、とてもこなれた感じで踊っていた。

ラストのフィリップ・グラスのIn the Upper Room は、もうほんとに感動的な音楽。
大学時代の現代音楽の授業で、ジョン・ケージとフィル・グラスを初めて聴いて
私の音楽観と趣向がものすごく変わったのだった。
あれは何先生だったんだっけ、とにかく良い授業だったなあ・・・
天王洲アイルが天王洲アイルとしてこけら落としをしたとき、
グラスの「浜辺のアインシュタイン」が上演された。
天王洲アイルの芸術監督もしくはプロデューサーって、すごく先進的だったのね。
私の大好きなマイケル・ナイマンもグラスの影響を多大に受けていますよね。
いや、現代音楽かでグラスの影響を受けていない人はいない、という方が正しいかも。
とにかく感動的にもりあげていく。やっぱりグラスはすごい。
ダンサーも、一人一人、個々はとてもグレードの高い振付を見せてくれました。

Wednesday, 9 January 2013

New Roses Planted 今年の薔薇植える

Today, I planted 4 roses in my garden.
They are all climbing roses, and I am making a rose path overhanging climbing roses.

東の通路を薔薇アーチ小道にしようとしています。
昨年から植え始め、夏には少しですが花を咲かせた株もありました。
人間を育てるのと同じで、すぐには結果が出ないのですよ。

さて、去年は、初めての薔薇栽培挑戦ということもあり、失敗しても惜しくないよう、
安価で日陰に強いと言われる薔薇をまとめ買いセールを利用して購入。
今年は少し経験を積めたので、名前にこだわって選びました。

しかし、すべての苗が、大苗状態で来たのを
鉢に入っていたので気がつかず、ひと月ほど放っておいたのですが、
根に土が絡んでおらず、鉢からひっくり返すと、根っこ状態!!
昨年はしっかり根鉢が回った新苗ばかりを選んだので、今回はちょっとびっくり。
大苗の根は、開いて植えなくてはならないので、
たぶん来週に植える方法をやり直します。

NEW DAWN ニュードーン
新しい夜明け という名前の薔薇を東通路の最も公道に近いところに植えました。
新年にふさわしい名前、名前にふさわしい場所です。

Caesar シーザー
華やかな色が楽しみです。
シーザーの強さと気高さと勇気と迫力と英雄感を求める!

Leonardo Da Vinci レオナルドダヴィンチ
ダヴィンチの創造性と想像力を求める!

Ophelia オフィーリア
気が狂ったり、失恋したり、親を殺されたりはしたくないので、
ただ名前がシェイクスピア作品ってだけの理由です。

冬の庭作りはたのしい。


God's Spell on New Year おみくじ

People in Japan go praying to their Gods on occasions and the New Year week is the most popular time for it.
After praying their happiness and wealth for the coming year, they ask for the God's spell, called OMIKJI.

I, too, asked for one, and it foresees my 2013 as Very Well.




日本ではおみくじを引きますね。おみくじは神様の言葉ですから、ここではゴスペル(ゴスペルの語源はGod's Spell 神の言葉)と訳してみました。

the OMIKJI hierarchy is: おみくじのヒエラルキーも外国人にわかりやすく訳すと

Very Well 大吉
Quite Well 中吉
Fairly Well 小吉
Well    吉
Well Later On 末吉
Bad    凶
Very Bad 大凶

そういえば、末凶とか小凶とか、ないんですよね?良く知らないわ・・・

三輪えり花も三輪神社でお祓いとご加護祈祷を受けた後、おみくじを引きました。

大吉!
三輪神社のおみくじは、神の歌がついてくるのです。その歌は:

垂乳根の
母がかひこの
まゆごもり
いぶせくもあるか
いもにあはずて

その説明が:
「このくじ運の人は 物を産み出す母親のやうな 慈しみこそが必要
今の仕合せは 神を信じ カミ(自然)を畏れた賜物である
心も言葉を皆朴(すなほ)を保つべし」

私にぴったりのお言葉でした。

ありがとうございます。



Thursday, 3 January 2013

A HAPPY NEW YEAR!!

三輪山の
巳の御光の
満つる春
道を知らでも
導かるべし


という和歌を詠んで新春を迎えました。
旧年中はたくさんの方々のお力添えで、
たくさんの舞台や作品に関わることができました。
参照;12月31日のブログ
おかげさまでさわやかな気持ちで年を越えました。

父は元気で


ROMEOも元気で
(目を閉じて舌を出してはいますが)


ジタバタとしつつ


はいチーズ


私はボケ気味ながらも
新春を寿ぎ
金とフューシャピンクでまとめてみました。


みなさま、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


おまけ